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コラム

Claude APIの料金を分かりやすく解説(2026年版)

FastMetal

短い順に並ぶ三つの金属トークンの束のイラスト。Claude APIの料金の仕組みを表しています

この記事の要点

  • Claude APIの料金は、100万トークンあたりの単価で決まる従量課金です。入力と出力で単価が分かれ、出力のほうが高く設定されています。
  • モデルはHaiku、Sonnet、Opus、Fableの4階層で、上の階層ほど単価が上がります。
  • プロンプトキャッシュとバッチ処理を使えば、同じ処理でも請求額を抑えられます。
  • 新規ユーザーには少額の無料クレジットが付き、その後は利用ティアで決まる支出上限の範囲で使います。
  • Anthropicへの支払いはドル建てで、2026年4月1日からは消費税10%が加算されています。円建てで払うなら、AIゲートウェイ経由で同じClaudeを使う方法があります。

Claude APIの料金表には、モデルごとに入力、出力、キャッシュの単価が並んでいます。ただ、自分の使い方で毎月いくらになるのかはつかみにくく、日本から払う場合は為替と消費税も関わります。この記事では料金が決まる仕組みを順に整理し、最後に円建てで支払う方法を紹介します。ドル建ての単価はAnthropic公式の料金ページでご確認ください。

Claude APIの料金は100万トークン単位の従量課金です

Claude APIに月額の基本料金はありません。やり取りしたテキストをトークンという単位で数え、100万トークンあたりの単価をかけて料金が決まります。

入力トークンと出力トークン

モデルに送る指示や会話履歴、参照資料が入力トークン、モデルが返す文章が出力トークンです。どのモデルでも出力の単価は入力より高いため、長い回答を何度も生成させるほど請求額が伸びます。月額の目安は、次の式でつかめます。

月額の目安 =(1回の入力トークン数 × 入力単価 + 1回の出力トークン数 × 出力単価)× 月間のリクエスト数

日本語とトークン数

Anthropicは英語の目安として1トークンをおよそ4文字としていますが、日本語では同じ内容でもトークン数が変わります。実際の文章で数えてから見積もるのが確実です。FastMetalのAnthropic互換APIでも、送信前にトークン数を数えるcount_tokensを使えます。詳しくは日本語のトークンとコストをご覧ください。

モデルの階層と役割:Haiku・Sonnet・Opus・Fable

Claudeのモデルは、性能と単価の異なる4つの階層に分かれています。位置づけは、Anthropicの料金ページにある説明によります(2026年10月6日時点)。

階層Anthropicによる位置づけ向いている仕事FastMetalのモデルページ
Haiku最も速いモデル分類、抽出、大量の定型処理Claude Haiku 4.5
Sonnet速度と賢さのバランス型本番アプリの大半、要約、コードClaude Sonnet 5
Opus長時間のエージェント型コーディング向け複雑な推論、大きなコード変更Claude Opus 5.5
Fable高度な推論と長期のエージェント作業向け最も難しい課題Claude Fable 5.1

単価はHaiku、Sonnet、Opus、Fableの順に上がります。Anthropicも、単純な作業はHaiku、本番の多くはSonnet、最も複雑な推論はOpusという使い分けを勧めています。円建て単価は料金ページと各モデルページにあります。

プロンプトキャッシュとバッチで請求額を抑える

プロンプトキャッシュ

システムプロンプトや参照資料のように、毎回同じ内容を送る部分を保存しておく機能です。キャッシュへの書き込みは通常の入力より割高ですが、2回目以降の読み出しは通常の入力よりはるかに安くなります。保持時間は5分と1時間から選べ、同じ前提を何度も読み出すほど効果が大きくなります。

FastMetal経由でも、Claudeのモデルではプロンプトキャッシュが使えます。Anthropic互換API(/v1/messages)でcache_controlを指定すると、キャッシュへの書き込みと次回の読み出しが行われることを確認しています(2026年10月)。

バッチ処理(Message Batches API)

急がない大量のリクエストをまとめて非同期で処理する機能で、入力と出力の両方に割引が適用されます。ログの一括要約やデータの分類に向いており、プロンプトキャッシュと併用すると割引が重なります。

コーディングエージェントは入力が膨らみます

Claude Codeのようなエージェントは、1つのタスクでモデルを何度も呼び出し、そのたびに文脈を送り直します。請求額の大半を入力トークンが占めるため、キャッシュの効き方が月額を左右します。詳しくはClaude Codeの料金とLLM APIのコストを下げる方法で解説しています。

Claude APIは無料で使えるか

Anthropicは料金ページのよくある質問で、新規ユーザーにAPIを試すための少額の無料クレジットを付与すると案内しています。使い切った後は通常の従量課金です。なお、チャットで使うClaudeの有料プランとAPIの料金は別の仕組みで、APIはClaude Consoleのアカウントで使った分だけ支払います。

FastMetalはアカウント作成が無料で、登録時の無料クレジットはありません。¥0の無料モデル(gemini-flash-lite-free など)はありますが、Claudeの各モデルは有料で、チャージした残高から差し引かれます。

Claude APIの上限:利用ティアと支出上限

上限には、1か月に使える金額の上限(支出上限)と、短い時間に送れる量の上限(レート制限)の2種類があります。

利用ティアごとの月間支出上限

Anthropicは組織ごとに利用ティア(Start、Build、Scale、Custom)を割り当て、Start、Build、Scaleにはそれぞれ月間の支出上限があります。上限に達すると、翌月1日の0時(UTC、日本時間では午前9時)までAPIが止まります。利用実績が積み上がると上位のティアへ移り、急ぐ場合はClaude Consoleから引き上げを申請できます。

自分で設定する上限

ティアの上限より低い支出上限も自分で設定できます。ワークスペースごとに上限を決めれば、開発用と本番用の予算も分けられます。

レート制限

1分あたりのリクエスト数と、入力・出力のトークン数にも、モデルとティアごとの上限があります。具体的な値はAnthropicのレート制限のページに掲載されています。

日本から払うときの請求:ドル建て・為替・消費税

支払いは米ドル建て

Anthropicの料金と支払いは米ドル建てで、標準のアカウントはクレジットカードで支払います。円での支払額はカード会社の為替レートで決まるため、同じ使用量でも月によって変わります。カードによっては、海外での利用分に事務手数料も加わります。為替の影響は円建てのLLM APIでも解説しています。

2026年4月から消費税10%が加算されています

Anthropicは適格請求書発行事業者として登録しており(登録番号T7700150134388)、2026年4月1日から日本の顧客への請求に10%の消費税を加算しています。請求通貨はドルのままで、消費税額は適格請求書に日本円で記載されます。Anthropicの案内では、課税事業者の法人は仕入税額控除を受けられ、個人の顧客は控除の対象外です。登録番号は国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで確認でき、経理での扱いはClaudeのインボイスで解説しています。

円建てでClaudeを使う:FastMetalという方法

FastMetalは、95以上のLLM・生成AIモデルを1つのAPIキーで呼び出せる日本のAIゲートウェイです。Claude Fable、Opus、Sonnet、Haikuも同じモデルのまま使え、Anthropic互換とOpenAI互換の両方のAPIに対応しています。

2026年10月6日時点Anthropicと直接契約FastMetal経由
通貨米ドル日本円(前払い)
支払い方法クレジットカードクレジットカード、銀行振込
適格請求書発行ありクレジット購入ごとに発行
使いすぎの防止ティアごとの月間上限、任意の上限購入した残高が上限、キーごとの上限
使えるモデルClaudeClaudeを含む95以上

円建ての前払いで、上限は残高そのもの

支払うのは、使ったモデルの従量料金だけです。クレジットはカードまたは銀行振込で¥500から購入できます。消費税は購入時に加算され、購入のたびに適格請求書(登録番号T5010001015990)が発行されます。円建てなので、為替やカードの海外事務手数料を気にせず予算を組めます。購入した残高がそのまま上限なので、残高を超える請求は起こりません。

APIキーごとに予算を分ける

APIキーは複数発行でき、キーごとに残高の上限を設定できます。チームやプロジェクトごとに予算を分けられ、残高が少なくなったときと尽きたときにはメールが届きます。

日本国内で動くClaude

Claude Sonnet 4.6とClaude Haiku 4.5は、AWSの東京リージョン(Amazon Bedrock)で推論が行われます。詳しくは日本国内で動くLLMをご覧ください。

同じキーで他のモデルも使えます

同じキーでDeepSeekやOpenAIのモデルも呼び出せ、全モデルの円建て料金はモデル一覧で比べられます。

curl https://api.fastmetal.ai/v1/chat/completions \
  -H "Authorization: Bearer $FASTMETAL_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"model": "anthropic-claude-sonnet-5", "messages": [{"role": "user", "content": "こんにちは"}]}'

始め方はAPIの始め方を、直接契約との違いはFastMetal経由とAnthropic直契約の比較をご覧ください。

よくある質問

Claude APIの料金は何で決まりますか

使ったトークンの量と、選んだモデルで決まります。入力と出力のトークン数に、モデルごとの100万トークンあたりの単価をかけた合計が料金です。

Claude APIは無料で使えますか

Anthropicは、新規ユーザーにAPIを試すための少額の無料クレジットを付与すると案内しています。使い切った後は従量課金です。FastMetalはアカウント作成が無料で、Claudeのモデルはチャージした残高から差し引かれます。

Claude APIの上限に達するとどうなりますか

Anthropicでは、月間の支出上限に達すると翌月1日の0時(UTC)までAPIが止まります。FastMetalでは購入した残高が上限で、残高がなくなるとリクエストは受け付けられなくなります。

Claude APIの請求に消費税はかかりますか

かかります。Anthropicは2026年4月1日から、日本の顧客への請求に10%の消費税を加算し、適格請求書を発行しています。FastMetalでもクレジット購入時に消費税が加算され、購入ごとに適格請求書が発行されます。

FastMetalでのClaudeの料金はどこで確認できますか

FastMetalの料金ページと各モデルのページに、100万トークンあたりの円建て単価を掲載しています。単価は改定されることがあるため、利用前にご確認ください。


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参考リンク

最新のAIモデルを今すぐ試す

最新のAIモデルはFastMetalのAPIキー1つで利用できます。ブラウザですぐに試す、またはOpenAI SDKからそのまま呼び出せます。