1つのAPIキーで複数モデルに相互レビューさせる方法
FastMetal
あるモデルが生成した出力を、別のモデルにレビューさせる——この「相互チェック」は、ハルシネーションや見落としを減らす実践的な手法です。この記事では、FastMetal の一つのAPIキーで相互レビューを実装する手順を解説します。
異なるプロバイダーのモデル(例:GPT と Claude)を使う場合でも、FastMetal なら model を差し替えるだけ。契約を分ける必要はありません。
ステップ1:モデルAで下書きを生成する
まず、一つ目のモデルにタスクを解かせます。
curl https://api.fastmetal.ai/v1/chat/completions \
-H "Authorization: Bearer $FASTMETAL_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "gpt-5.6-sol",
"messages": [{"role": "user", "content": "次の関数のバグを修正してください:..."}]
}'
返ってきた出力(下書き)を、次のステップで使います。
ステップ2:モデルBにレビューさせる
別のモデルに、モデルAの出力を渡してレビューさせます。レビュー役には別系統のモデルを選ぶのがポイントです。同じモデルだと同じ誤りを見逃しやすいためです。
curl https://api.fastmetal.ai/v1/chat/completions \
-H "Authorization: Bearer $FASTMETAL_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "anthropic-claude-opus-5",
"messages": [
{"role": "system", "content": "あなたは厳格なレビュアーです。以下の回答の誤り・見落とし・改善点を指摘してください。"},
{"role": "user", "content": "元のタスク:...\n\nレビュー対象の回答:(ステップ1の出力)"}
]
}'
モデルBが問題を指摘したら、その内容をモデルAに戻して修正させる、という往復も有効です。
つまずきやすい点
- 認証ヘッダー —
Authorization: Bearer $FASTMETAL_API_KEYを忘れずに。 - モデルIDの誤記 —
modelの値はモデルカタログの正確なIDを使ってください。 - 残高 — プリペイドの残高が尽きるとリクエストは拒否されます。相互レビューは2回以上呼ぶため、残高に余裕を持たせましょう。
次のステップ
この相互レビューは、コード・要約・翻訳など幅広く応用できます。レビュー役に安価なモデルを使ってコストを抑える、逆に重要な判断では上位モデルに検証させる、といった調整も可能です。詳しい使い方はドキュメントを、対応モデルはモデルカタログをご覧ください。
FastMetal なら、これらすべてを一つのAPIキー・一つの円建て残高で完結できます。