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コラム

LLM APIゲートウェイの選び方:主要な選択肢と比較の観点

FastMetal

複数のLLMを一つのAPIでまとめて使いたいとき、ゲートウェイを選ぶことになります。選択肢は複数あり、それぞれ設計思想が違います。この記事では、主要な選択肢と比較の観点を整理します。

ゲートウェイでできること

ゲートウェイは、多数のモデルを一つのAPI・一つのキーで扱えるようにする中間層です。model を差し替えるだけでモデルを切り替えられ、契約と課金を集約できます。

比較の観点

  • 課金方式 — 従量課金かプリペイドか。通貨はドル建てか円建てか。
  • 対応モデル — フロンティア(Claude/GPT/Gemini)とオープンモデルの幅。
  • セルフホストできるか — 自社インフラで動かしたいか、マネージドで使いたいか。
  • 可観測性 — 利用状況やログの可視化。
  • マークアップ — ルーティングの手数料が乗るか。

主な選択肢

  • OpenRouter — 非常に幅広いモデルを、一つのAPIで提供するマネージドサービス。従量課金・ドル建てが基本です。
  • LiteLLM — オープンソースのゲートウェイ。自社でセルフホストして、100以上のモデルを統一APIで扱えます。運用は自分たちで担います。
  • その他のマネージド型 — Portkey、Cloudflare、Vercel など、それぞれ企業向け機能や既存基盤との統合に特徴があります。

日本の開発者にとっての観点

多くのゲートウェイはドル建て・従量課金が中心です。日本のチームにとっては、為替の影響や、月末までコストが読めない不安がついて回ります。

FastMetal は、この点を意識したゲートウェイです。LiteLLM を基盤とし、モデルによっては OpenRouter などのプロバイダーを経由しつつ、利用者には次の体験を提供します。

  • 円建てでの課金
  • プリペイド式で、残高の上限を超えた請求が発生しない
  • 一つのAPIキーで Claude・GPT・Gemini・オープンモデルを横断
  • OpenAI互換で既存コードから移行が容易

つまり FastMetal は「OpenRouter の代わり」というより、円建て・プリペイドで管理したい日本の開発者向けの選択肢という位置づけです。

まとめ

ゲートウェイ選びは、課金方式・対応モデル・セルフホスト可否・可観測性で見極めます。幅広さなら OpenRouter、自社運用なら LiteLLM、円建て・プリペイドで手軽に始めたいなら FastMetal、といった使い分けが現実的です。対応モデルはモデルカタログ、料金は料金ページでご確認ください。