GPT-6.1 Sol と GPT-6.1 Sol Pro が利用可能に — GPT-6 Sol との違いを実測
OpenAI の GPT-6.1 Sol(gpt-6.1-sol)と GPT-6.1 Sol Pro(gpt-6.1-sol-pro)が FastMetal で利用可能になりました。前世代の GPT-6 Sol と同じ円建て単価のまま、既存のコードは model の値を差し替えるだけで試せます。
この記事では、当社で同じ41問を投げて計測した GPT-6 Sol との差と、Pro 版を使うときの注意点をまとめます。
料金は GPT-6 Sol と同じです
| 項目(100万トークンあたり) | GPT-6.1 Sol / Sol Pro |
|---|---|
| 入力 | ¥357.4 |
| 出力 | ¥1,787 |
| キャッシュ読み取り | ¥35.74 |
| キャッシュ書き込み | ¥446.75 |
※ 2026年9月30日時点の税別価格です。為替に応じて改定することがあるため、最新の価格はモデルカタログと料金ページでご確認ください。
プロンプトが27.2万トークンを超える場合は、入力 ¥714.8・出力 ¥2,680.5 の単価になります。
特徴
- 約105万トークンの文脈(1,050,000トークン)。最大出力は128,000トークンです。
- 画像・ファイル入力に対応しています。
- ツール呼び出しと構造化出力に対応しています。
- 推論の深さを指定できます。
- プロンプトは学習に使われません。Sol・Sol Pro とも、学習利用を拒否した状態で実際に応答することを確認しています。
GPT-6 Sol との違いを実測しました
当社の比較機能で、日本語・英語あわせて41のテキスト課題(コードレビュー、翻訳、要約、構造化データの抽出など)を全モデルに同じ条件で投げました。2026年9月30日の実行で、数値は1回答あたりの中央値です。
| モデル | 応答時間 | 出力トークン数 |
|---|---|---|
| GPT-6 Sol | 8.7秒 | 755 |
| GPT-6.1 Sol | 18.5秒 | 924 |
| GPT-6.1 Sol Pro | 23.2秒 | 2,141 |
GPT-6.1 Sol は GPT-6 Sol より応答が約2倍遅く、出力も約2割長くなりました。単価が同じですので、1回あたりの料金は出力が増えた分だけ上がります。速度を優先する処理では、GPT-6 Sol のほうが向いている場面があります。
どちらが良い答えかは課題によります。たとえば日本語の商品レビューの英訳では、次のような差が出ました(一部抜粋)。
- GPT-6.1 Sol:"If I had one small criticism, it would be that I wish it came in a few more colors—but that's really just nitpicking."
- GPT-6.1 Sol Pro:"My only minor gripe is that I wish it came in a few more colors—but that's probably just me being picky."
全41問の回答は、GPT-6.1 Sol のモデルページとSol Pro のモデルページで読めます。Claude Sonnet 5.5 との並べ比較はこちらです。
Sol Pro は難しい処理向けです
GPT-6.1 Sol Pro は、GPT-6.1 Sol と同じモデルを「pro」の推論モードで動かしたものです。単価は通常版と同じですが、リクエストのたびに約1,400トークンの入力が上流で追加されます。当社経由の実測では、一言で返せる質問でも1回あたり約¥0.17〜0.59かかり、通常版の約¥0.014を大きく上回りました。追加分の大半はキャッシュ読み取りの単価で課金されますが、短い質問を大量に処理する用途には向きません。
上の実測でも、Pro の出力量は通常版の約2.3倍でした。
- 日常のチャットや分類、要約:
gpt-6.1-sol - 速度が最優先の処理:
gpt-6-sol - 時間と費用をかけても質を上げたい難問:
gpt-6.1-sol-pro
という順で試すのが無駄のない進め方です。
使い方
OpenAI 互換なので、model を差し替えるだけです。
curl https://api.fastmetal.ai/v1/chat/completions \
-H "Authorization: Bearer $FASTMETAL_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "gpt-6.1-sol",
"messages": [{"role": "user", "content": "こんにちは"}]
}'
OpenAI SDK なら base_url を変えるだけで使えます。
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
base_url="https://api.fastmetal.ai/v1",
api_key="sk-...",
)
res = client.chat.completions.create(
model="gpt-6.1-sol-pro",
messages=[{"role": "user", "content": "この設計の落とし穴を洗い出してください。"}],
)
print(res.choices[0].message.content)
円建てのプリペイドで試せます
FastMetal は日本円建てのプリペイド式で、チャージした残高を超える請求は発生しません。Pro 版のように1回あたりの料金が読みにくいモデルも、上限を決めて試せます。クレジットカードのほか銀行振込(前払い)にも対応しており、いずれも適格請求書を発行します。
ほかのモデルはモデルカタログで確認できます。