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コラム

Codexの料金:ChatGPTプランとAPI従量課金の使い分け

FastMetal

青く光る暗いガラスのパネルと金属トークンのイラスト。Codexの料金と従量課金を表しています

この記事の要点

  • Codexの料金は、ChatGPTプランの利用枠で払うか、APIキーでトークン単位の従量課金で払うかの2通りです。
  • プランの利用枠は5時間ごとと週単位で管理され、超えた分はクレジットで補います。
  • エージェントは文脈を毎回送り直すため、従量課金の額は入力トークンで決まります。
  • Codex CLIは、設定ファイルで接続先をFastMetalに向ければ動きます(2026年10月に動作確認済み)。料金は円建てのプリペイドで、チャージした残高の範囲に収まります。

Codexは、ChatGPTの各プランに含まれる形で提供されています。そのため料金を調べると、ChatGPTの料金表にたどり着きます。この記事では、OpenAIの公式情報(2026年10月時点)をもとに2つの払い方を比べ、FastMetalのキーでCodex CLIを動かす設定までをまとめます。金額は改定が多いため、公式ページへのリンクで示します。

Codexの料金は2通り:プランの定額とAPIキーの従量課金

ChatGPTのアカウントでサインインすると、契約中のプランの利用枠を使います。APIキーでサインインすると、OpenAI Platformのアカウントに標準のAPI料金で請求されます。

ChatGPTプランAPIキー
課金の単位プランの月額。超えた分はクレジット100万トークンあたりの従量課金
使える場所プランに応じてアプリ、Web、CLI、IDE拡張CLI、SDK、IDE拡張
上限5時間ごとの枠と週単位の枠使ったトークン分だけ請求
クラウド機能Plus以上で利用可対象外
向いている使い方個人の日々の開発CIなどの自動化

各プランの月額はCodexの料金ページ、APIの単価はOpenAI APIの料金ページで確認できます。

ChatGPTプランで使う場合:5時間ごとの枠とクレジット

プランごとに使える範囲が違う

CodexはFreeからEnterpriseまで、ChatGPTの全プランに含まれます。FreeとGoで使えるのは、デスクトップアプリと軽量モデルのGPT-6 Luna(順次提供)です。PlusからはWeb、CLI、IDE拡張とクラウド連携が加わり、Proでは利用量の異なる3つの段階から選べます。

利用枠は5時間ごとに回復する

PlusとBusinessの利用枠は5時間ごとに回復し、週単位の上限がかかる場合もあります。Proには現時点で5時間ごとの上限がありません。消費量はモデル、文脈の長さ、推論、ツールの実行、キャッシュの効き方で変わるため、OpenAIもプロンプトの長さだけでは見積もれないと説明しています。

枠に達しても、実行中のターンは最後まで続きます。その後は、リセットを待つ、クレジットを買い足す(PlusとPro)、APIキーで続ける、のいずれかです。クレジットは、入力、キャッシュ済み入力、出力のそれぞれについて、100万トークンあたりのレートで消費されます。

APIキーで使う場合:トークン単位の従量課金

APIキーでは、入力、キャッシュ済み入力、出力のそれぞれに、モデルごとの100万トークンあたりの単価で課金されます。OpenAIはこの方法を、CIのような共有環境での自動化に勧めています。プランの枠を気にせず使える反面、エージェントを長く回すほど請求も増えるので、支出の上限をどう管理するかが要点になります。OpenAIの請求書の扱いはOpenAIのインボイスで解説しています。

エージェントの従量課金は入力トークンで決まる

コーディングエージェントは、1つのタスクでモデルを何十回も呼び出し、そのたびに指示、ファイル、会話履歴、ツールの結果を送り直します。3万トークンの文脈を40回送れば、入力だけで120万トークンです。出力はコードの差分が中心なので、ずっと少なく済みます。

コストを抑える3つの方法

  1. キャッシュの効くモデルを選びます。変わらない文脈は安いレートで計算されます。
  2. タスクを小さく切ります。送り直す文脈が短くなります。
  3. 作業に合わせてモデルを変えます。定型の修正は軽いモデル、設計や難しいデバッグは上位モデルに任せます。

詳しくはLLM APIのコストを下げる7つの方法をご覧ください。

プランとAPI従量課金、どちらを選ぶか

使い方合う払い方
OpenAIのモデルで毎日長時間コードを書くProまたはPlus
週に数回、集中して作業するPlus
CIや夜間のバッチで自動実行するAPIキーの従量課金
使う量が月によって大きく変わる従量課金
OpenAI以外のモデルも使いたい、円で払いたいAIゲートウェイ経由の従量課金

定額プランは毎日使い込むほど割安になり、従量課金は使わない月が¥0で、モデル選びがそのまま請求額に表れます。複数の提供元のモデルを1つのキーで呼び出せる仕組みは、AIゲートウェイとはで解説しています。

FastMetalのキーでCodex CLIを動かす

FastMetalは、95以上のモデルを1つのAPIキーで呼び出せる日本のAIゲートウェイです。Codex CLIの接続先は、設定ファイルにプロバイダーを追加して差し替えます。

config.tomlの書き方

キーを環境変数に入れ、~/.codex/config.toml にプロバイダーを定義します。2026年10月に、Codex CLI v0.160.1と gpt-5.6-terra の組み合わせで、この設定のままタスクが最後まで完了することを確認しています。

export FASTMETAL_API_KEY="(FastMetalのAPIキー)"
model = "gpt-5.6-terra"
model_provider = "fastmetal"
web_search = "disabled"

[model_providers.fastmetal]
name = "FastMetal"
base_url = "https://api.fastmetal.ai/v1"
env_key = "FASTMETAL_API_KEY"
wire_api = "responses"
  • wire_api = "responses" は、CodexにResponses APIで通信させる指定です。この行を忘れずに入れてください。
  • web_search = "disabled" は、Codexに組み込まれたWeb検索を切る指定です。FastMetalは提供元側のWeb検索に対応していないため、この行がないと、OpenAI以外のモデルではリクエストが拒否されます。
  • env_key に書くのは、キーを入れた環境変数の名前です。
  • プロバイダーIDは独自の名前にします。openai、ollama、lmstudio は予約済みです。

リクエストはFastMetalに届き、料金はFastMetalの残高から差し引かれます。ChatGPTプランの利用枠とは別会計です。設定を終えたら、まず小さなタスクで動作を確かめてください。

OpenAI以外のモデルを選ぶ

model にはFastMetalのモデルIDを書きます。設定例は gpt-5.6-terra で、他社のモデルIDも同じ行に書けます。deepseek-v4.1-flash、kimi-k3、anthropic-claude-sonnet-5、glm-5.3 の4つも、上の設定でCodexのタスクが最後まで完了することを確認済みです(2026年10月)。それ以外のモデルは、本格的に使う前に小さなタスクで動きを確かめてください。IDの一覧は次のコマンドで取得でき、OpenAIのモデルの円建て料金はOpenAIのモデル一覧で比べられます。

curl https://api.fastmetal.ai/v1/models -H "Authorization: Bearer $FASTMETAL_API_KEY"

FastMetal経由の料金の仕組み

  • 円建てのプリペイドで、モデルごとの単価は料金ページに載っています。
  • チャージは¥500から、カードか銀行振込(前払い)で行え、そのたびに適格請求書が発行されます。
  • 請求額はチャージした残高の範囲に収まり、使い切るとリクエストは拒否されます。
  • キーごとに残高の上限を設定でき、チームやプロジェクトごとに予算を分けられます。

Claude Code、Clineの料金もあわせて確認する

同じ考え方は、ほかのコーディングエージェントにも当てはまります。Claude Codeの料金、Claude CodeをAPIキーで使う方法、Clineの料金もあわせてご覧ください。FastMetalのキー1本を、これらのエージェントで共通して使えます。

よくある質問

Codexは無料で使えますか

ChatGPTの無料プランにもCodexは含まれ、デスクトップアプリで軽量モデルのGPT-6 Lunaを試せます(2026年10月時点、順次提供)。CLIやIDE拡張は、Plus以上のプランで案内されています。

Codex CLIそのものに料金はかかりますか

Codex CLIはOpenAIがオープンソースで公開しているツールで、ツール自体は無料です。料金がかかるのはモデルの利用分です。

5時間の上限に達したらどうなりますか

実行中のターンは最後まで続きます。その後は、リセットを待つか、クレジットを買い足すか(PlusとPro)、APIキーに切り替えて続けます。

APIキーでサインインすると、プランの利用枠も減りますか

APIキーの利用は標準のAPI料金で計算され、OpenAI Platformのアカウントに請求されます。ChatGPTプランの利用枠とは別会計です。

FastMetalのキーでCodexを使うと、何に料金がかかりますか

使ったモデルの入力トークンと出力トークンです。100万トークンあたりの単価で円建ての残高から差し引かれ、チャージのたびに適格請求書が発行されます。


FastMetalでCodexを動かす

アカウントの作成は無料で、チャージは¥500から始められます。

無料でアカウントを作成 | 料金を見る

参考リンク

最新のAIモデルを今すぐ試す

最新のAIモデルはFastMetalのAPIキー1つで利用できます。ブラウザですぐに試す、またはOpenAI SDKからそのまま呼び出せます。